例年恒例の「近江神宮野外現在いけばな展」に出展。 早朝6時半に出発したものの見事に渋滞に嵌り5時間かけて現地に到着。 抜けるような青い空の下、木に登り、穴を掘り完成しました。 今までは森のパーツを意識した作品が多かったのですが、今回は森との結界を定めた作品としました。名づけて「宇宙」です。球体は広がりを表現、取り巻いている金色の水引は星や惑星をイメージしました。 構成する素材は室内の展示によく用いられていますがあえて野外でも挑戦してみました。金色の水引やワイヤーは光を当てるとキラキラと輝き綺麗です。しかし光があたる時間が制約される森の部分に設置し、光輝く時間に仕切りを設けました。 室内だと いつも綺麗なままですが 野外だと1日の内輝いている時間がある程度決まってしまいます。あえてその制約を受けることによりハレとケを意識しました。 内部には寒水(大理石の砕いた砂)を入れその中に種を蒔きました。予定では最終日(6日)には芽が出る予定だったのですがかなりの雨量の雨の為流されたようです。 6日の撤去にも行きましたが、連休最終日ということもあってか行き帰りは通常の日曜日なみのスムーズさでした。 この近江神宮は時の神様を祀っているらしく時間の経過を示す「漏刻(ろうこく)」が境内に設置されています。
by cube-masa
| 2007-05-08 07:55
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