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上棟式
上棟式_c0009036_22152638.jpg7月23日(土)大安
夕方より上棟式を行う。着手前から雨の少ない梅雨明けを予定日としていた。予想通りすばらしい晴天の下上棟を迎えた。
最近は、梁や柱が露出しないので雨に濡れてもいいようなことを耳にするが、黴やシミのことを考えると上棟後屋根、外壁を張り終えるまでは晴れが続いたほうがいいことは明らかだ。
これらの日程の調整も監理のひとつ。屋根の発注と納入の時期も上棟前からおさえておかなければならない。
ということは、屋根の色に関連する、外壁、笠木、樋、サッシの色はもちろんのこと設計段階で
大まかな色は決定しておきたいものだ。通常基本計画時で大まかな色は決定し、実施設計が終わる時点ではほとんど決まっている。あと、直前ではつやの有無や微妙な色の違いだけに絞り、外部は一遍に決める。
外部と関連の強い内部は併せて決めておくことにしている。それは設計の時点の業務のひとつとして捉えるべきだろう。

今回の上棟式は簡略化し、身内だけで行うこととした。神主さんにご祈祷を依頼することもあるが本来は大工さんや関係者を労うという意味を込めているためである。

レッカーが1人、大工さんが7人、工務店から1人、キューブ関連から2人の計11人。このときは建築主は
いわば「ホスト」役で皆さんをもてなす。ご祝儀として工務店と棟梁には1万円、他は5千円とした。
すし折と2合のお酒をお土産。現場ではビール、お茶と寿司、おつまみを準備。

建築主から簡単な挨拶のあと、工務店が乾杯の音頭をとり、懇談を行う。今回は建築主と設計者が同一のためイレギュラーとなった。 工務店が司会し、建築主挨拶、設計者の乾杯となるのが一般的。

儀式としては幣を棟に取り付けた後1礼2拍2礼を行い。建物4隅に 清めのお酒、塩、米を撒く。
地域によっても違いはあるが昨今の一般的なやり方だ。ご近所さんからお祝いを頂戴する。身内で行うことを最初から決めていたので後日内祝いを持参することとした。

今回は大工さんもよく知っているし、人柄もあり、6時ころから始め、8時前に終了した。暗くなると片付けも大変。
その後は家に戻り、家族で上棟を祝う。上棟式_c0009036_22145498.jpg
by cube-masa | 2005-08-03 22:15
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by cube-masa
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