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0911(木)・・・・・・その2
知人が書いたコラムです。共感したので紹介します。
転載の許可済みです。


「GG佐藤が落球した理由」

「えっ うそやろ!!」という投手 和田の表情がアップで映った瞬間同じ表情をしていた日本人が何十万、いや何百万人いた事でしょう。
しかも 日本のトッププロが2日も続けて。一体なんでやろ?私なりに考えました。金メダルの韓国選手には兵役免除の特権、銀メダルのキューバ選手には安定した生活の保障、銅メダルを取ったマイナーリーグ中心のアメリカ選手には大リーグへの道といった、それぞれに大きなニンジンがぶら下げられた事が大きな勝敗の要因であった様に言われています。それに加えて、故障者の続出、チーム編成の遅さ、コーチ陣の編成、中継ぎ投手陣不足など日本の敗戦の理由は、野球評論家やマスコミが口を揃えて言っているそれらの理由で的を得ているでしょう。......しかし、その理由だけではGG佐藤のあの一連のプレーは説明できないのではないでしょうか?私には野球をする以前のもっと別の大きな要因があるように思えてならないのです。
一体、星野ジャパンの中に「日本の為に・・・・・」と心から思える選手が何人いたでしょうか?
確固たる愛国教育を受けず国際経験も少ない若者達がたった3週間だけお国の為に頑張れと
唐突に放り出されても集団パニックに陥るのが関の山、超個人事業主であるプロ野球選手が、精神的にあの環境に耐えれるはずがないのではないでしょうか?
GG佐藤のこれまでの努力の道のりを見ても、戦後世界に通用する「国際人」=「無国籍人」を
育ててきた日本の教育と、今更お国のためにとその「国際人」に愛国心を3週間強要する事とは
余りにギャップがありすぎて、彼にとってはベースボール以前の話になってしまったのではないでしょうか?
ご存知のように野球は、その時の心理状態が一投、一打、一技、一作戦に反映される超人間味
あふれる素晴らしいゲームです。えも言われぬ違和感を持ちつつ、ヒーロー監督の価値観に無理矢理迎合しようとする「井の中の腹いっぱいの蛙」達が正常心を持たないままで実力を出し切れずに終わるのは20世紀が生んだ最高に繊細なゲームをするにあたっては、その結果がある意味自明であったかもしれません。
今後オリンピックという特殊な大会でプロ野球集団が高位を狙うのであれば、出場選手個々人
の愛国教育ならびに日の丸を背負った数々の国際試合を体験する必要が不可欠ではないでしょうか。
最後に、そして何よりもそこまでして日本のプロ野球集団がオリンピックで金メダルを取る必要があるのでしょうか?
(WBCという素晴らしい野球大会があるじゃないですか)

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知人は決して 右派 ではありませんが 非常にフランクに物事を考える方です。

愛国心というのは大げさという人もいると思いますが

愛国心を「家族」や「自分が住んでいる地域」「町」と読み替えていくと

リアリティがでてきます。あと、著者としては国費を使っているという責任感を

あえて「愛国心」として表現したことだと気づきます。
by cube-masa | 2008-09-11 12:53 | MEMO
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