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工事費調整
4月6日(水)

構造設計打合せ。
11時頃の新幹線で東京へ向う。2時半構造事務所と打合せ。
予算を大幅にオーバーした旨を伝え、減額案を練る。完全な伝統的木構法を半ばあきらめる。しかし金物類は極力使用を抑えた限界耐力計算で解くことにする。
結局、工務店を選んだ基準も大工さんが伝統的木構法を経験したか否かで大工手間もかなりの開きがある。
このことは構造の先生も指摘をしていた。
今回「内原の家」では外壁面を構造用合板で固め、一体をなるように変更を行う。併せて基礎の見直しをすることになる。図面を訂正次第送付することに。


4月末

工務店に変更した構造図と矩計図、平面詳細図を渡す。構造的にはこれで減額案をはじいて頂く。あとは工務店からの減額案を待つ。どこまで変更の許容範囲かを確認。又他材料への変更も含めて打合せを行う。連休中も仕事のため少々時間を頂きたいとの事だった。


5月27日(金)
工務店からの見積もりが上がってくる。大幅に工事の見直しを行う。仕様的にはあまり変化はないが今回(当初)の工事量を見直すことにした。つまり、使用の頻度から優先順位を策定し次回、次々回の工事とすることにした。その結果なんとか予算内に納まる。
あと木材の納入先については当方から指定したが大工さんの加工場や工務店とのつきあいもあり、後日検討となる。工程の打合せも行い、地鎮祭を6月初旬、上棟を7月末に設定する。上棟から屋根、外壁を張り終わるまではやはり、晴天が続いたほうがいいことは明らかなので梅雨明けすぐに上棟とすることに。木造の場合、山から材木を切り出す期間が9月末から5月末までなのでそれに併せての普請となる。昨今は外材や集成材が多いため季節・気候を問わないがやはり雨は避けたい。
あと、木材の乾燥期間にも注意したい。よく乾燥機を通った材料が経済流通の上で多用されているが本来の木の美しさから言ってやはり天然乾燥材としたい。この点を留意して工程を考える。

しかし、この金額調整と設計変更にはかなりのパワーを費やす。これで4回目設計変更となった。なんだか精神修行だなぁ。
by cube-masa | 2005-06-01 01:04
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