週末 茨木市にある高砂先生の設計された2002年JIA新人賞作品「森のトイレ」「森n展望台」を見に行きました。大阪府と京都府亀岡市とのほとんど県堺にある「茨木市青少年野外活動センター」内に建っています。
和歌山からだと近畿自動車道を使って約1時間半から45分程度で到着しました。途中 昔茅葺だったであろう村落があります。 竣工後 約10年を経た建物ですが さすがにデッキなどは水を受ける為に腐朽が進んでいて所々補修も目立ちます。しかし その姿は竣工当初よりも周囲との環境により馴染んでいるといっても過言ではありません。 そのプロポーションの美しさはどこかルイスカーンやバルセロナパビリオンを彷彿します。 特筆すべきは トイレは2坪程度が3棟、展望台は5坪程度が2層と小規模な建物なのですが高砂先生の 建築への情熱が伝わってきます。デティールもしっかりしています。森林組合の直営工事との事なので 先生に伺うと「若かったからね」という答えを戴きました。いやいや今でもその情熱は伝わってきます。 真摯に建築に向き合う姿を再認識しました。 展望台からの景色
by cube-masa
| 2011-09-19 14:33
| イベント
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||