3月15日(火)工務店を決定。同時に見積もりを提出して頂いた3社に訪問してお礼を申し上げる。
今回の決め手となったのは「大工さんが若い」ということだ。当然金額的な開きはあった。今回の決定については一般解ではないかもしれない。 建築家という立場で考えると「一緒に創る」「技術的に安心」「会社として安心」という事がある。具体的には収まりを理解して、施工図などによって予め問題点などを解決していけるところが「一緒に創り、技術的な信頼」ということだろう。 ところが建築主という立場で考えると「金額的に安い(適正価格)」「技術的に安心」「会社として安心」ということになろうか?工務店を選出する視点が若干異なるかも知れない。そういう意味での一般解ではないかもしれないということだ。 見積もり合わせは決して安価な工務店で決定するのではなく、前出のように総合的に判断して工務店を決めることだ。私の場合は見積もりに参加した時点でどの工務店になっても技術的にも会社としても信頼のできるところを選出している。その中で規模、構法、仕上げ等によって得手、不得手があり、金額的にも開きがでてくる。当然、建築主からの推薦もあるがその場合は十分に先方とお話した上で決定している。 なんだか設計事務所が工務店を決定しているように書いてしまったが工務店の決定は建築主が行い、設計監理事務所としてはアドバイスを行うこととなっている。その決定までの情報を見積書以外で提供することがひとつの業務となる。 さて、自邸だが大幅な金額調整をしなければならないが感覚的には可能な範囲として捉えている。コスト調整については後日。
by cube-masa
| 2005-03-20 10:11
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